金融機関から借り入れをしようとしたときに、「勘定科目内訳書をください」と言われることがあります。それってどういうことなんでしょうか・・
※阿蘇にて
勘定科目内訳書とは
勘定科目内訳書とは、決算書の決められた項目の内訳を詳しく記載して、決算書と一緒に提出するものです。
例えば、下記のように「預貯金等の内訳書」では、
決算書には、預貯金〇〇円としか書かれていないですが、内訳書では、その預貯金は、どこの金融機関で口座番号は何番で、いくら預けているのか…と細かく書きます。
他にも、「借入金及び支払利子の内訳書」では、
どこの金融機関にいくら借りていて、利子をいくら支払って、利率はどのくらいなのかを記載します。
勘定科目内訳書には、決算書の内容を詳しく知るために作成されます。
なぜ勘定科目内訳書がいるのか
決算書には、預貯金の残高だったり、売掛金の残高だったり、借入金の残高だったり…が書かれてあります。
期末での残高や使った経費の金額の総額がまとめられたものが、決算書です。
決算書だけでも、その会社の売上や経費の金額を知ることができ、資産をどれくらい持っているのかを知ることができるので、決算書でその会社のだいたいの状況を把握することはできます。
借り入れをするときに、勘定科目内訳書を求められるのは…
決算書の内容をより詳しく知るためであり、財務状況を詳しく把握するためです。
お金を貸す側からすると、より詳しく財務状態を知りたいと思いますよね。
なので、勘定科目内訳書をくださいと言われたら、より詳しく知りたいのね…と納得した上で、渡すのがいいかな…と思います。
【足あと】
教え方が上手だね…と褒められました。
褒められるって、嬉しいです。
人に教えることが上手だと自分で思ったことがなかったので、そうなのかな…と
嬉しいです。
【昨日のにっこり】
褒められたこと
最後の仕上げをしたこと
かしわおにぎりが美味しかったこと