ビジネスホンが故障する前に考えておくこと  ビジネスホンを使い続けるか家庭用電話機に変更するか・・

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診療所やその他会社で、ビジネスホンを使っているかたは多いかと思います。

ビジネスホンの購入費用は、かなりの高額になります。

買い替えを検討した時に、そのままビジネスホンを使い続けるか、もしくは家庭用電話機に変更するかを検討してみたら、どうでしょうか・・

ビジネスホンと家庭用電話機

今月に入り、診療所の電話機が通じなくなることが何度かありました。

診療所はビジネスホンなので、量販店で買ってきた家庭用電話機をつないだところで、使うことができないのです。

NTTに注文しなければなりません。

しかも、今日壊れたから、今日買って取り付けることができるものでもありません。

 

そもそも、NTTのかたからビジネスホンの買い替えを提案されるまで、ビジネスホンというものの存在を知りませんでした。

そもそもビジネスホンとは・・

電話機の他に、A4サイズの横幅10cmか15cmの機器があります。

 

たとえば診療所で通常1つの電話番号Aを患者さん等にお知らせしていると思います。

その1つの電話番号Aで3つの回線を契約していたとすると、

 

① 受付に、電話番号Aに外線で電話がかかって、これを内線で院長につなぐ

② ①で電話番号Aは使われているが、受付に電話番号Aに外線で電話がかかって、これも内線で看護師さんにつなぐ

③ ①②で受けた電話機と同じ電話機で、受付から外に電話をかけることができる

 

これは、一例です。

家庭用電話機であれば、外線で電話がかかってきて話していると、他から電話がかかってきても話し中になってしまいます。

そうならないように、同じ電話番号で、同時に3人から受けることができるのです。

家庭用電話機は、1つの電話番号で1つの回線なのです。

子機を使って話していると、親機を使って電話をかけることができません。

くわしくは、「そもそもビジネスホンって何なの?」を見てみてください。

ビジネスホンを買い替える費用

診療所や会社であれば、ビジネスホンが便利で使いたい電話機です。

しかし、その購入費用は使いたい電話機と言えるほど、お安くはありません。

回線を4回線以上使うならと提案されたのが、ビジネスホン120万円。

回線が3回線までのもので、ビジネスホン61万円。

プラス工事費です。

 

便利だからと、すぐに買い替えをしようと決断するお値段ではありません。

月々支払うリースもあるみたいですが、やっぱりお高いです。

 

使用年数が長くなると、修理する部品がないらしく、修理ができないのだそうです。(医療機器でもよく言われます)

ということは、故障したら買い換えるしかないわけです。

 

ビジネスホンから家庭用電話機に変更する費用

大きな診療所や会社であれば、当然ビジネスホンが必要になるでしょう。

しかし、小規模の診療所や会社であれば、必ずしもビジネスホンが必要かどうか、ビジネスホンが故障する前に一度検討してみてはいかがでしょうか。

ビジネスホンから家庭用電話機に変更するには、ただ単に家庭用電話機を買ってきて、取り付けただけでは電話機を使うことはできません。

NTTに工事をしてもらわないといけません。

3回線を3つの電話番号で使用し、家庭用電話機を使用するための工事です。

これに、家庭用電話機の費用がかかります。

 

これだと、代表電話番号にかけて使用中だと話し中でつながらないので、新たな番号を患者さんにお知らせしないといけなくなります。

自身の診療所や会社での電話の使用のしかたを見直して、どうするかを検討してみてはいかがでしょうか・・

 

 

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【足あと】

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同級生であるといろいろざっくばらんに悩み事なども話すことができます。

「ざっくばらん」にって、いいですね。

 

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