相手の状況を知らずに話していなかったか・・自分の都合で話していなかったか・・   お客様との会話を振り返ってみる

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仕事をしていて、当然こうであろう、と思い込んでいて

お客様と話していたときってありませんか?

お客様はそのとき困っていたときはありませんか?

※お持ち帰りで頼んだ中華丼にハートマークのにんじんが・・

自分が客の立場だった場合の困った出来事

こうだから、こう

と、わかりきったことなので、当然こうなるだろう、と思うことってあるかと思います。

しかし、そうでないことも当然あるわけで・・そうでない場合の出来事が先日ありました。

 

県外の土地の地目の変更をして欲しくて、同じ北九州在住の土地家屋調査士さん依頼をしました。

事前に登記簿謄本やら住民票やら必要な書類はFAXしてありました。

(司法書士さんの紹介なので、FAXの時点では土地家屋調査士さんとは話をしていません)

この状態です。

であれば、土地の所在地、こちらの住所はわかっているはずなんです。

この事前にいろいろわかった状態で、土地家屋調査士さんと最初に話した電話では・・・

 

「土地の調査が必要なので、現地に来て下さい」

「そんな急に言われても、行くことができません、土日はダメなんでしょ」

「土日はダメです。いや~ 現地で境界を確認してもらわないと、手続きできないんですよ」

「と言われましても、相続でもらった土地なので、行っても境界は確定できませんよ」

「困るんですよね~ 来てもらって一緒に確認してもらわないと・・」

「だから、すぐには行くことができませんって」

「来てもらわないと、進まないいんですよ」

「県外に住んでいて、行くのに車で2時間以上かかるので、じゃあ明日というわけにはいかないんですよ、」

「来てもらわないと、困るんですよ」

 

と続いた電話でのやり取りでした。

結局、依頼する土地の近くの土地家屋調査士さんを変えてもらい、事前に調査をしてもらってから、手続きを進めることにしました。

土地の近くに在住している土地家屋調査士さんに依頼することにより、お支払いする報酬が2万円ほど安くなり、現地確認は必要なかったです。

 

このように、困る困ると言われても、県外であるのに加え、平日しかダメだと言われ、車で2時間以上もかかるのに、急に、近いうちに一緒に現地調査したいって言われても難しいのがわからないのかな~と思ったのでありました。

こちらの住所と現地の住所とがわかっているはずであるのに、最後に

「えっ!土地の近くに住んでいるんじゃなかったんですか・・」

と言われました。

書類に書いてあったかと思ったのですが・・・

土地を持っている人が、いつも近所に住んでいるわけではないことぐらいわかるだろ・・・と

 

相手のことをわかってからものごとの提案を・・

上記のように、事前に書類等でわかっている情報があったのであれば、そのことを考慮して、お客様にはお願いなり提案なりをしないといけないな~と改めて思ったのでありました。

ついつい、事前の書類等から自分に必要な情報だけを読み取って、そのことだけでお客様と話してしまうことがあるかもしれません。

お客様の事前の情報をわかっておく、理解しておくことは必要であり、

話していてお客様が困難なことがわかったときには、

このようにするのが普通、こうして欲しいと思っても違う提案をするということができるようになることが必要だな・・と思います。

つい、自分本位で動いてしまいそうではありますが・・

どうすることがいいのか、どうしたらいいのかを常に考えていけるようにしてみてはどうでしょうか・・

 

 

【足あと】

家にいることが多くなり、読書欲が高まり、Amazonで次々と本を購入しました。

本を収納するスペースがなくなり、本棚と部屋との片付けを週末に行いました。

大量に要らなくなったものを捨て、スッキリした状態の部屋は気持ちがいいです。

 

 

【先週のにっこり】

部屋がスッキリ片付いた

本がたくさん届いた

作業スペースを作った