去年と収入も支払った金額も、まったく同じ!
なのに還付金が少ない!
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ちょっと確認してみませんか?
※山道にて
去年より還付金が少ない!!!原因は?
去年と収入も支払ったお金もまったく同じなのに、去年より還付金が少ない!と思われた方はいらっしゃるのではないでしょうか。
そう思われたら、去年の確定申告書があるのであれば、比較をするとすぐに解決します。
記入されているところを見比べてみてください。
どこかの数字が違っているはずです。
ほとんど同じであれば、去年と今年で変わりはないはずなんですが、どこかが違っていると思います。
また、去年の確定申告書がないの・・・と言われる方は、下記のことを確認してみてはどうでしょうか。
①収入が去年より増えていた
月々もらっている給与が若干増えているかもしれません。
それが年間で計算すると大きな差になっているかもしれません。
年金にしても同じです。
毎回もらう年金はわずかに増えているだけでも、年間にしたら大きな差になっていることもあります。
②支払った社会保険料が去年より少なかった
社会保険料は前年の所得に応じて、増えたり減ったりします。
例えば、令和2年の確定申告の社会保険料控除に使う国民保険料は、令和1年の所得に応じて決まっています。
ですから、令和1年の所得が少なくて、令和2年の国民健康保険料が少なかったとしたら、令和2年の確定申告で差し引く社会保険料控除の金額が少なくなります。
そうすると、令和1年の確定申告のときの還付金に比べて、令和2年の確定申告の還付金が少なくなることもあります。
国民健康保険料や介護保険料など、社会保険料控除で使う明細を確認してみてはどうでしょうか?
③去年は医療費をたくさん支払っていた
毎年医療費控除を受けているという方も多いかと思います。
毎年医療費控除を受けているけれど、その年によっては医療費の金額が多い年もあれば、少ない年もあると思います。
そんな医療費が多い年は、収入から差し引くする金額が多いので、還付の金額も多くなります。
一方、医療費が少ない年は、収入から差し引く金額が少なくなるので、還付の金額も少なくなります。
医療費控除は毎年受けているけれども、医療費の金額を確認してみてはどうでしょうか?
④去年は扶養する方がいた
お子さんがいらっしゃる方で、自分は去年と同じだけど、お子さんが独立して不要から外れていたということが考えられます。
扶養する方の状況を確認されてみてはどうでしょうか?
⑤生命保険の契約をやめたものがある
生命保険料控除や地震保険料控除の支払いがある方で、保険の見直しを行って、支払っていた保険料が少なくなったとか、契約自体を解約したとかという場合があるかもしれません。
そんなときは、収入から差し引く金額が少なくなるので、還付の金額が少なくなることもあります。
生命保険料控除や地震保険料控除の金額を確認されてみてはどうでしょうか?
⑥源泉所得税が去年は多かった
同じ金額の年金をもらっているのに源泉所得税が多い年があったり、少ない年があったりすることがあります。
そんなとき、もらう年金から差し引かれる源泉所得税が多い年は、確定申告すると還付の金額が多いことがあります。
また逆に、源泉所得税が少ない年は、還付の金額が少ないことがあります。
年金から差し引かれている源泉所得税の金額を確認されてみてはどうでしょうか?
その他、還付の金額に変化があるということは、去年の確定申告書と比べると、なにか変化があると思います。
それを見つけてみてはどうでしょうか?
【足あと】
どうしても行かなければならない用事ができて、地元デパートの井筒屋へ行きました。
例年であれば、人でごった返しているのですが、やはりこんな時期だからか、人でごった返すことはありませんでした。
買い物はしやすいですが、なんだかさみしいかったです。
【昨日のにっこり】
目的のものが手に入ったこと
久しぶりに天ざるうどんを食べたこと
昼寝が十分にできたこと