住宅ローン控除の適用を受けていた方が亡くなった場合、
準確定申告でも住宅ローン控除の適用をしていいのでしょうか・・・
※三井寺にて
準確定申告での住宅ローン控除
住宅ローン控除の適用を受けていた方が亡くなり、その方の亡くなった年の準確定申告をする場合
亡くなるまでその家に住んでいれば、準確定申告にて住宅ローン控除の適用することができるとされています。
住宅借入金等特別控除の適用を受けていた者が死亡した場合
【照会要旨】
住宅借入金等特別控除を受けていた者が死亡した場合には、この控除を受ける年の12月31日まで住んでいなかったことから、その年分の住宅借入金等特別控除の適用は受けられませんか。
【回答要旨】
死亡した年分については、死亡した日まで引き続いて居住の用に供していれば、住宅借入金等特別控除の適用を受けることができます。
住宅借入金等特別控除の適用を受けるための要件として、家屋を新築若しくは取得をした者又は自己の家屋に増改築等をした者が、その家屋又は増改築等をした部分にその新築の日若しくは取得の日又は増改築等の日から6か月以内に入居し、かつ、この控除を受ける年の12月31日まで引き続き居住していることが必要とされていますが、引き続いて居住していた者が年の中途で死亡した場合には、死亡した日まで引き続いて居住の用に供していれば、その年については住宅借入金等特別控除の適用が受けられます。
※住宅借入金等特別控除の適用を受けていた者が死亡した場合|国税庁
団体信用生命保険で残債が返済される場合
亡くなった日に住宅ローンが残っていれば、上記のように準確定申告にて住宅ローン控除を適用することができます。
しかし、住宅ローンを組むときに団体信用生命保険に加入される方が多いかと思います。
団体信用生命保険に加入していたら亡くなった場合、住宅ローン残債が返済されます。
そのような状況は、亡くなった日に住宅ローンの残高がないということになります。
ですから、亡くなった場合に、団体信用生命保険に加入していて住宅ローンの残債がないときは、準確定申告にて住宅ローン控除の適用はないことになります。
※東京国税局「令和6年12月 所得税 消費税 誤りやすい事例 P55
【足あと】
ドライブをしていて、ふらっと立ち寄った物産センターでランチしました。
お昼はあまり食べない私ですが、おいしいカレーライスで、
もりもり食べました。
野菜たっぷりで大満足でした。
【先週のにっこり】
カレーランチが美味しかったこと
野菜が安くて大量に買うことができたこと
大きな椅子を見ることができたこと