初の税務支援で、アタフタ・・  後期高齢者医療制度について知っておくべきこと

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昨日、初めての税務支援に行きました。

9時から開始というのに、7時から納税者のかたが来ていたそうです。

早すぎる・・

※タリーズのアボガドドック

昨日の区役所で行われた税務支援にて、自分の理解が乏しかったばかりに、納税者のかたに時間を使わせてしまったということがありました。

反省をこめて、まとめてみました。

 

後期高齢者医療制度の対象者とは・・後期高齢者医療保険料を支払う人

後期高齢者医療制度の対象者は、75才以上の方、及び65才以上の方で一定の障害について認定を受けた方です。

生活保護を受けている方は、対象になりません。

 

対象となる方は、個人単位で保険料を支払います。

75才まで、国民健康保険や健康保険組合等に加入していた方は、そこを脱退して、後期高齢者医療制度に加入します。

たとえば、ご主人が国民健康保険に加入していて、65才の奥さんが扶養に入っていた場合。

ご主人が75才になり後期高齢者医療制度に加入したら、65才の奥さんは、自分で国民健康保険に加入しないといけなくなります。

福岡県後期高齢者医療広域連合HPより

 

また、75才を超えても仕事をしている方でも、後期高齢者医療制度に加入して、後期高齢者医療保険料を支払うことになります。

今はいっている健康保険は脱退することになります。

 

後期高齢者医療制度に加入する場合の手続き

後期高齢者医療制度に加入するばあいは、加入に関しては特に手続きはありません。

現在加入している国民健康保険を脱退をすることになる場合は、脱退の手続きは必要ありません。(役所で確認しました)

健康保険組合等については、脱退について手続きが必要な場合があるかもしれないので、確認されたほうがいいと思います。

 

後期高齢者医療保険料はどうやって支払うか

後期高齢者医療保険料は、市県民税のように「特別徴収」と「普通徴収」があります。

 

特別徴収

年金から天引きされることです。下記の条件を満たす方は、特別徴収となります。

①公的年金を年間18万円以上受け取っている

②(介護保険料+後期高齢者医療保険労)≦年金の額×1/2

 

原則4月から徴収です。

 

普通徴収

納付書又は口座振替での支払い。

特別徴収の条件を満たさない方が、普通徴収となります。

また、年度の途中に75才になった方も普通徴収です。

7月からの支払です。

 

国民健康保険料を支払っている?

昨日の税務支援では、平成29年に75才になった方がいらっしゃって

「平成30年に国民健康保険料を支払ったんだ!」

と言われ、そうかな・・・と思いつつ、区役所の方に調べてもらうというお手間をとらせてしまいました。

今回の申告と前回の申告で、年金額その他前年と変わらないのに、還付金が少なくなっている原因が、国民健康保険料を支払っていないからだ!となったのでした。

国民健康保険から後期高齢者医療制度への移動は、手続きがないので、今まで通り支払っているはずだと思ったのでしょうね。

そうじゃないですよ、と言えなかった自分がおりました。

 

参考にしたHP

福岡県後期高齢者医療広域連合

 

SCSK健康保険組合

 

厚生労働省HPパンフレット

 

佐世保市HP

 

 

【足あと】

昨日は、税務支援で緊張していたせいか、座りっぱなしから立ち上がると、極度の筋肉痛のように内股がガクガクでした。

あっという間の9時から17時でした。

久々にフルタイムで働いたので、9時にはすーっと眠りにつきました。

 

【昨日のにっこり】

初めての税務支援が終わったこと

牛すじカレーライスが美味しかったこと

すぐに眠れたこと