自動釣銭機を体験しました(富士電機ECS777とカシオレジスター)

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診療所に自動釣銭機の導入を検討されているところもあるのではないでしょうか・・

購入の前に、デモ機で体験してみるのがいいですよ。

※珪藻土のコースター

自動釣銭機(カシオのレジスターもセット)を体験

先日、自動釣銭機を体験してきました。

体験するだけであれば、今はスーパーでも自分でバーコードを読み取って、自分でお金を入れて、自分でおつりを受け取るということができるので、さほど珍しくもありません。

しかし、診療所に導入するとなると珍しいことだと思います。

自動釣銭機を導入しなくても、一般的なレジスターで業務は足りるので、わざわざ高いお金をかけてまで自動釣銭機を導入するところは少ないのではないかと思います。

 

メーカーの方も言われてましたが、まだまだ診療所で自動釣銭機を導入しているところは少ないらしいです。

ですが、このコロナが流行った現在、なるべくお金に触らないで、従業員さんをお金に付着しているかもしれないウィルスから守るために、問い合わせが殺到しているらしいのです。

 

診療所に自動釣銭機を導入したら、どのように便利なのかを体験してきました。

(カシオのレジスターもセットです)

 

 

診療所にとって便利な機能

①レセコンから出てくる領収書に印字されているバーコードを読み取り、金額がレジスターに転送

このようなレセコンから出てくる領収書にバーコードを印字させることができます。(レセコンで設定)

このバーコードを、レジスターに付属のスキャナーで読み取ると、レジスターに金額が転送されるのです。

 

ですから、わざわざ手打ちをして入力する金額を間違うことがなくなります。

 

②一部未収金も処理が可能

診療所では、検査をしたこと等により診療代が突発的に高くなることがあります。

そんなとき、とりあえず持ち合わせのお金だけを一部だけ入金して、残りは次回支払います

ということがあります。

 

そんなときは、レセコンから出てくる領収書に未収金○○円、今回領収○○円、

と記載されていると、今回領収○○円のみ今回は入金処理することができます。

 

そして後日、残りの金額を持参されたときは、未収金の書かれてある領収書を持って来てもらいます。

その未収金の書かれてある領収書のバーコードを読み取り取り消しし、未収金のない全額記載されている領収書のバーコードを読み取ります。

すると、不足分を入金してもらいます。

 

また保険証を忘れて自費でかかっていた患者さんが、後日保険証を持参されたときには、返金が必要です。

そのときの処理も、領収書のバーコードを読み取るだけで、返金手続きがレジスターで行うことができます。

 

お金に触れることなく、追加の支払い、返金ができる。

 

③領収書の合算ができる

診療所には、親子や夫婦で来られて一緒に診察を受けることが多々あります。

そんなとき、だいたい親子や夫婦の合計で支払いを済まして行かれます。

そんなときにも、レセコンから出てくる領収書のバーコードを2人分読み取ると、自動で合算された金額がレジスター表示され、精算することができます。

 

その他の便利な機能

①自動釣銭機に釣り銭を入金、売上を出金がとっても簡単、楽ちん

通常であればレジスターに釣り銭を入れるときは、入れた金額を数え、

当日の売上(釣り銭を含めるときもあるかもしれません)のお金を出金するときも集金する金額を数えると思います。

これって、けっこう大変なんですよね。

数え間違ってはいけないですし、枚数が多いと時間がかかって面倒になりますよね。

 

それが、自動釣銭機を使うと、入金する釣り銭は自動釣銭機が計算してくれますし、出金も自動釣銭機が計算して出金してくれます。

お札が何枚、硬貨が何枚と各金種ごとに枚数を計算してプリントアウトできます。

 

お金を数える手間、暇がなくなる。

 

②日常的な新聞代等もレジスターに登録して、自動釣銭機か出金

診療所では患者さんからの入金がほとんどですが、診療所の新聞代や雑費の支払いをすることがあります。

そんなときも、支払金額を入力して、出金すると入力した金額だけしか出金されません。

当たり前ですが、支払い間違いというのが起こらないですし、支払いの事実がちゃんとレジジャーナルに記載されます。

 

また、日常的に支払いを行うのであれば、「新聞代」と支払った内容も登録して出金することができます。

そうすると、出金した金額がなにに使われたのかが、レジジャーナル上で確認することができます。

 

③お金が絶対に合う

これが一番だと思います。

レセコンから出てくる領収書のバーコードを読み取って精算をして、レジスター上で出金の操作をしますと・・

おつりの渡し間違え

金種の間違え(五千円と一万とか)

お金の数え間違え

etc・・

がなくなります。

必ず、レジ締めのお金が、レセコンと同じになるのです。

 

 

これにより、受付の方の負担が少なくなり、感染のリスクも減り、

いいことづくめだな~と購入に向けて検討中です。

金額は、高額です。

定価はレジと自動釣銭機で100万円を超えてます。

正式な見積もりは、各代理店によって違うらしいです。

乗せる利益が違うのだそうです。

高額なレジスター(や自動釣銭機)を購入を検討されているのであれば、その前に体験をされることをお勧めします。

 

カシオレジスターV-R200+自動釣銭機(ECS-777)

 

【足あと】

自動釣銭機を体験して、「便利~」の連発でした。

便利なものを見てしまうと、欲しくなってしまいますよね・・

 

 

【昨日のにっこり】

自動釣銭機の体験をしたこと

手羽先の塩焼きが美味しかったこと

役所関係の仕事がちょっとずつ進んでいること